11月21日(火)18時半より、エルおおさか...
NOVEMBER 2023ケアワーカーズユニオン
山紀会支部は、組合結成(2013年)から現在に至るまで、長年に亘り法人による組合嫌悪策が続いてきました。2020年に入り、介護・医療現場にコロナ感染によって極度の緊張と激務が襲いました。しかし、法人は、パワハラ相談に応じた組合役員への2度の懲戒処分(2020年春)を行い、組合活動へのスラップ訴訟(2020年6月)と苦しい闘いを続けてきました。
組合は、2度の懲戒処分やスラップ訴訟等、計5件、大阪府労委へ不当労働行為救済申立てを行いました。そして、2022年2月、「スラップ訴訟は不当労働行為」であると府労委は命令が出されました。その後、法人はすぐに取消訴訟を提起し、組合はスラップ訴訟への反訴を行いました。
2023年5月にスラップ訴訟の取り下げが実現し、同年6月には府労委から「2度の懲戒処分は不当労働行為」とする処分取り消し命令が出され、組合側のいったんの勝利が確定しました。今回の「スラップ訴訟は不当労働行為」という府労委による命令が確定したことは、労働組合にとって大きな財産の一つとなりました!何よりの大きな成果だと感じています。
正当な組合活動に対し、金と力で押しつぶそうとする不当な懲戒処分やスラップ訴訟は、不法行為=労働法違反とするこの命令を広め、スラップ訴訟をさせない!ための闘いを広げていきたいと考えています。