日本で働く語学教師のみなさん - ECCの「スト破り」への協力を拒否してください
JUNE 2022ゼネラルユニオン
ECCに関する最近のニュースをご覧になっている方は、ここで働く組合員(主に講師)がストライキを行なっていることをすでにご存じだろう。
現在進行中の労働争議は、長年にわたる賃金の低迷と不当な振替休日制度が問題中心となっている。組合員は、ECCが交渉のテーブルにつくために必要な期間、ストライキを行なうことを決意しています。
日本の語学教育業界の多くの専門家、友人、家族、他の日本の労働組合の代表者からの支援により、組合員達の要求への確信と高い士気が堅持されている!
あなたも力を貸してください
ECCは自らが長年にわたって労働者を不安にさらし続けた結果への対処に苦慮している中、ストライキが予定されている授業をカバーするために、労働者に単発の特別契約を呼びかけている。つまり「ECCがスト破りを雇っている」という報告が組合に届いているのだ。私たちは労働者の仲間に、スト破りは争議を長引かせるだけなのでこれには手を貸さないように呼びかけるものである。
スト破りは、より良い労働条件のために自らの財布を痛めながら戦っている組合員労働者を動揺させるだけではない。それは労働者を疲弊させ、より良い労働条件への希望を奪おうとする企業を助け、結局はその労働者自身を傷つけるもだ。
多くの産業では、組合員による勝利は、組合員・非組合員を問わず、すべての企業の労働者が共有するものである。時には、その勝利が重要な先例を生み出すこともある 例えば、ECC独自の補講勤務政策が打ち破られれば、あなたの使用者は、その政策を真似る前に、立ち止まってよく考えなければならなくなる。
逆もある。組合の敗北はすべての労働者の敗北である。組合の強い存在感がなければ、企業は労働者の賃金や労働条件の面で引き下げ競争を行なうとを許される。残念ながら、InteracやBorder Linkのような営利目的のALT派遣会社でこのようなやり方がまかり通っているを私たちは見ている。
仲間の労働者の不利益に加担することは、自分自身の仕事にも悪影響を及ぼす。ご注意を。
そうではなく、ECCが自社の従業員を不当に扱っている間、ECCに協力することを拒否することで、ストライキ中の労働者を支援しよう! もしあなたがECC外語の現役社員でストライキをしていないのであれば、命令された場合に授業をカバーすることは問題ない。ストライキ当日にECCで働くという特別な任務には就かれないよう要請する。