全労協22春闘学習会報告
MARCH 2022大阪全労協機関紙
例年開催されていた西日本春闘討論集会(今年は広島)が昨年に引き続き中止されたのを受けて、新たに設定された全労協22春闘学習会がリアル会場+オンラインで2月23日午後開催された。
司会の中岡全労協事務局長によって開会され、主催者として渡邉全労協議長が「憲法で保障された生存権は景気やコロナで左右されてはいけない」と挨拶された。
そのあと郵政ユニオンの兼子副委員長から最高裁判決を骨抜きにしようとする日本郵政とJP労組への反撃が、そして全国一般宮城合同労組の星野委員長からキステムに対する「同一労働同一賃金」を求める闘いの経過と課題がそれぞれ問題提起された。
後半は宮城・東京・神奈川・静岡・京都・大阪・広島の各地方全労協から、それぞれの春闘の取り組みが報告された。
限られた時間、ネットを通しての発言ということで双方向の議論をきちんととる時間がなかったのが惜しまれるが、全国で闘う仲間の闘志が伝わってきた。(事務局長 竹林 隆)