いよいよ明日、府労委にて組合主尋問!
OCTOBER 2021ケアワーカーズユニオン
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いよいよ、10月14日(木)、15時から、大阪府労委にて、山紀会事件(2020年(不)第39号)、組合側の主尋問です。
現在の府労委状況
2020年(不)第13号・22号・35号・40号併合事件
①ある部署にてパワハラ問題が発生し、その部署からの内部告発メールが大阪全労協へ送られてきた。そのメールに対応した組合役員に対して不当処分があった。組合役員はパワハラについては従前から法人へ報告相談し、内部告発メールについても伝えていた。しかし、組合役員からの事情聴取をせずに、反省文を求める戒告処分を行った。組合への支配介入として申立。
②組合役員は、1回目処分に対して異議を唱え、労働委員会で係争しているのにも関わらず、反省文を出さないことへの2度目の処分(減給)を強行。支配介入として申立。
③法人が府労委から命令が出された後も団体交渉に理事を出席させず、組合役員に対する戒告処分に関する団体交渉にも誠実に対応しないため不誠実団交として申立。
④13号・22号事件の書証について。パワハラ問題があった部署に対して、法人は組合の救済申立書を読ませて、部署職員全体で組合批判をする会議させ、その議事録を書証として府労委へ提出した。その行為が、支配介入及び不利益取扱。
次回は、11月11日、調査。
2020年(不)第27号事件
労使一体でコロナ対策を取組むために、労使紛争を一時休戦を求めたが法人は拒否。法人は医師会等からコロナ対策に関する指示を受けているため、組合は医師会等へ要請行動する。法人は要請内容が名誉毀損にあたるとして損害賠償訴訟。組合はその訴訟が支配介入として申立。
11月11日、最終陳述書提出
2020年(不)第38号事件
病院及び介護施設内で患者、職員の新型コロナ感染が拡大している状況において、新型コロナ対策に関する緊急の団体交渉を申し入れたが、この申し入れに対して法人は9月下旬頃まで開催できない旨回答して譲らなかったため団体交渉拒否として申立。
最終陳述書提出済み
2020年(不)第39号事件
1年前に出された府労委の命令に基づく誠実な団体交渉を行おうとしない状況が続いているため、不誠実団交として申立。
口笛現在、審問中
名誉毀損スラップ訴訟
そもそものことの発端は、コロナ感染拡大の中、医療と介護現場で労使が協力してコロナ対策を行うために、長年続く労使紛争の一旦休戦を組合が求めましたが、法人は拒否をしました。
そこで、組合は、大阪全労協とおおさかユニオンネットと共に、やむにやまれず、医師会などに仲裁を求める要請行動を行いました。しかし、法人は要請文の内容が名誉毀損だとして損害賠償訴訟を組合員3名に対して起こました。
次回、第9回口頭弁論は、11月11日15時から、大阪地裁より