「コロナ休戦」を求める組合活動に対し組合員3名を「名誉毀損スラップ訴訟」
ケアワーカーズユニオンOCTOBER 2021大阪全労協機関紙
2013年11月、医療法人山紀会に組合を作って以来、組合潰しとの闘いが続きました。また、最近のコロナ 危機の最中、医療・介護現場は緊張と業務増の中、労使紛争どころではありませんでした。なんとかコロナ禍の労使紛争休戦のために2020年4月20日、大阪全労協、おおさかユニオンネットワークと共に医師会等へ仲裁を求める要請行動を行いました。しかし、この時の要請文の内容が名誉毀損とし、法人は組合員3名に対して損害賠償訴訟を起こしました。
その後、法人内で50名以上のクラスターが発生しました。組合の意見は、「コ ロ ナ差別だ」「知識の欠如」と一蹴されました。また、裁判や府労委の法人主張書面では、組合との協調は「障害である」、組合との協議は「(コ ロ ナ対策に)全く寄与しない」「組合と協議する必要性は皆無」「組合は少数」などと組合敵視をむき出しにしています。
少数であっても、その組合員が関わる利用者さんや患者さんは、何百人といます。私たちは、その人たちの生命と生活を守らなくてはいけません。私たちは、医療や介護現場の職員として、労働組合の誇りをもって、府労委、スラップ訴訟ともに絶対に負けません!