緊急呼びかけ!
それは許せん!「君が代起立条例」反対緊急集会
5月26日(火)夕刻、大阪府庁前の「教育塔」前広場へ集まろう!〜

橋下大阪府知事と「大阪維新の会」は、学校での卒業式や入学式の際の「君が代」斉唱時に教員が起立することを義務づける条例案を、5月府議会で単独ででも可決させるとしています。5月議会には常任委員会の設定すらありません。橋下知事は、単独過半数という一時的な議員の「数の力」によっ て、実質的な審議を一切行わないまま、意見の多様性を認めない、自身と異なる意見を持つものの存在そのものを否定する条例を大阪府民と教職員、とりわけ子どもたちに押しつけようとしています。公務員にあっては憲法に規定された権利主体であることそのものを否定して、国家(政治家)の意の ま
まに動く者以外を公務員職から追放しようとしています。9月議会には、複数回の「不起立」を行った教職員を免職(クビ)にする「ルール」を条例化するとまで公言しています。
 日本国憲法第19条は「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」ことを明示し、同第14条は「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」と明示しています。教員だけを「不起立」を理由にクビすることは明らかに違憲です。
 このような条例を持ち出すこと自体が違憲であるとともに、たとえ一時的な多数をもって強行可決したとしても、その行使を許してはならないものです。日本国憲法第98条には、「この憲法は、国の最高法規であって、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部 は、その効力を有しない。」と明記されています。
 また、条例案は、教育を戦前の状態に引き戻そうとするものであり、断じて認めることはできません。橋下大阪府知事は、5月7日と8日付けの府幹部職員への自身のメールで、大阪府教育委員会に対して、教職員に職務命令を出して一人残らず起立させる決意を示すことを迫っています。学校における国歌斉唱の根拠を指導要領(教育の中身)に求めながら、「起立」については「教育問題ではない」「社会常識だ」とすり替え、「起立」しない教員への強制は政治判断の問題だとしています。
 しかも、「何が社会常識かは、価値判断にかかわること。意見が割れたときには、最後は公選職が決めることです。組織のルールに従えないなら、教員を辞めてもらいます。」と、政治権力を握るものの価値判断を「常識」とし、それに従えない者を「府民への反逆者」として公立学校からたたき出す のだと言っています。橋下知事の描く学校は、子どものためにあるのではなく、国民学校令に基づいて「皇国ノ道二則リ」天皇のために身も心もつくせと命じた皇国民錬成のための学校に近いものです。「国民錬成」の使命に逆行する教員を「起立命令」によってあぶり出し、また、一人残らず起立さ せ
ることも教育委員会と校長の「マネジメント」能力であり、それができない、一人でも不起立教員を出した校長は「交代」させるぞという校長への脅迫も開始しています。
 すでに、橋下知事は、起立しない教員の学校名、氏名を報告せよと府教委に迫り、「抵抗者」個人に牙をむき始めています。
 こんなこと絶対に許すわけにはいきません。
 私たちは、「君が代起立条例」案の提案そのものに反対し、提案に対しては可決に反対し、可決強行に対してはその効力の発動を認めません。
 みなさん!大阪府議会各会派、教育委員会に対して、今すぐ、条例反対の声を集中しましょう。下記の各会派、教育委員会連絡先に、あなたやあなたの所蔵する団体からの条例反対の声を、メールや手紙、文書の手渡し、電話での要請、面会などあらゆる手段を使って届けてください。

 そして、5月26日(火)午後6時に、大阪府庁前・教育塔前広場に集まってください。

◆「それは許せん!『君が代起立条例』反対集会」

日時:5月26日(木) 午後6時〜7時
場所:大阪府庁前 教育塔前広場
(地下鉄谷町線・谷町4丁目下車 大阪歴史博物館の向かい)
    主催:「日の丸・君が代」強制反対ホットライン・大阪

「日の丸・君が代」強制反対ホットライン・大阪事務局
HP:http://www7a.biglobe.ne.jp/~hotline-osk/
E-Mail  hinokimiosk@yahoo.co.jp