「福島原発の現状は?すべての原発を廃炉へ」開催

 4月13日18時よりエルおおさか708号室にて、「福島原発の現状は?すべての原発を廃炉へ」を開催しました。講師は”はんげんぱつ新聞”編集長末田一秀氏、約1時間30分にわたり福島原発の現状を講演していただきました。社会的に注目を集めている問題の講演だけあって、100人超が講演に参加し、立ち見が出るほど盛況でした。冒頭震災による犠牲者への黙祷から始まり、末田一秀氏による福島原発の現状解説、質疑応答、その後、大阪電通合同労組執行委員長山ア氏により、大阪全労協・電通合同による第2次東北震災支援隊派遣の説明、協力呼びかけを行いました。

末田氏の講演では、福島原発は地震のメカニズムがよくわかっていなかった1960年代に建設計画が立てられ、その後東北地方において大地震が起こりえる地域であることがわかってから、数年後にやっと安全基準の見直しが始まったこと。放射能汚染は同心円的に広がるのではなく、風のながれにより、土壌汚染の状況が変わること。またその土壌汚染を除去する作業にも危険が伴うことが語られました。
最後に全国の原発の動向として、福井県の高速増殖炉「もんじゅ」では、復旧の見込みがないにも関わらず、維持費として1日5500万円もの費用を垂れ流し続けていること。関西の原発では、あと数年で使用済み核燃料保存プールが満タンになることが語られました。

質疑応答では、この事態はいつ収束するのか、土壌・海洋汚染のこと、食物の安全性などの質問がなされました。

福島の悲惨な状態を繰り返さないためにも、全国すべての原発を廃炉にし、このような危険な発電に頼ることない電力供給システムを再構築する必要があると思います。

また、講演会では震災募金箱を設置しましたところ、合計6万4668円集まりました。15日より第2次震災支援隊が出発しますので、今までの寄付と併せて東北全労協に手渡します。ご寄付ありがとうございました。

     
    まずは黙祷から                       講師の末田一秀氏
     
    会場風景                          東北支援呼びかけを行った電通合同山ア秀樹氏