高浜原発うごかすな!
      関電包囲全国集会 
           大阪中之島女性像前(前段集会)〜デモ〜三々五々 関電本店前

  原発は現代科学技術で制御でいるものではなく、人の命と安全をないがしろにし、また経済的にもなりたたないことは福島の大
惨事が犠牲の上に教えています。原発がなくても電気がたりることが明らかになりました。したがって脱原発・反原発は社会通念
すなわち、民意になっています。このことは一昨年、伊方町でおこなわれた住民アンケ−トで原発再稼動反対が、過半数占め、昨
年の鹿児島の知事選で、脱原発を支持する候補が圧勝したこと(当選した知事はひよってしまいましたが)および昨年末、高浜原
発の地元中の地元、音海自治会が、運転延長反対を決議されたことで明らかになったのではないでしょうか。

 
 国際的には、ドイツ・イタリアについでリトアニアが、脱原発にむかい、昨年11月には原発計画を白紙撤回し、今月11日には
台湾が脱原発法を成立させたことでも明白です。昨年春、大津地裁は高浜原発運転差し止め仮処分を決定しました。稼働中の原発の
停止を求めたのは世界初のことです。大津地裁の決定は、脱原発が本来の民意であること明らかにした勇気ある決定でした。
 
 ところが関電は抗告申立をしています。司法の判断が、来月にもだされる予定です。「原発NO!」の声を大阪高裁の決定前に、
司法に示さなければなりません。わたし達は必ず勝ちます。何故ならば勝つまで闘いを止めないからです。

 
 反原発のかなめとして、もんじゅ廃炉がありました。廃炉は決定しましたが「高速炉」をまたぞろ、造ろうと・・・高速増殖炉
と高速炉のしくみは一緒です。原型炉であるもんじゅが頓挫したのにエエかげんにしてちょうだい。規制委員会にボロクソ言われ
た研究開発機構が、廃炉を担う他ないのに、彼ら自身のモチベ−ションを保っていけるのか。上から目線で廃炉としても、「総括」
がないまま高速炉の夢を追いつづけることができるのか。5,2トンのプルトニウム239が内包されているもんじゅの廃炉ができ
るのか?大量のナトリウムが作業中、または廃炉計画の40年の間に地震にみまわれ、配管損傷がおきれば、人には、手のつけよう
がありません。

 
 
 
 
 
 
女神像まえの集会は400名をこえました。西梅田公園までデモ。シュプレヒコ−ルはつづきます。雨が・・・
 
 
 
 
 1号機、2号機の爆発を目撃して、死を覚悟した福島の女性たち。身近な友が病気になります。甲状腺がんは180人をこえても
県は関連性を認めていません。隠蔽でしかあり得ません。汚染地域への帰還もこの春、強制されます。放射能汚染はなかったことに
されています。復興に水をさす、風評被害は反原発の人たちのせいだとか、福島をおとしめていると、新聞社が書くようになってい
ます。
 
 関電の社員に伝えたい。東電がつぶれないので大丈夫だと思ってるかもしれないけど、ひとたび事故が起きると、「身内を逃がす
と責められます」「家族は一生肩身の狭い思いをします、夫が東電だと言えません」「避難所の体育館の床に罵声をあびせられなが
ら座らされます、その時、座布団を使っていたということで責められます」「見舞金をくばっても、これっぽっちかいと言われ加害
者が賠償金を決めるのかい」と恨みやイヤミを言われます。「司法からは数え切れない裁判をかけられます、過去の取組を洗いざら
い調べ上げられます」そんな目に合いたくなかったら、是非勇気をもって原発から撤退してください」「そうすれば地球上のすべて
の生き物があなたに感謝されます」と、発言されました。
 
 佐賀からは、玄海原発周辺で白血病が多発してる問題や、増殖炉が頓挫したため単価の高いモックスを作って、プルトニウムの減
量をはからなければならない危険な現状を。四国からは、再稼動されても、すべての古里に住む人々の生存権、幸福追求権が原発と
は相容れることはないこと。政府と電力関連の6%の人の原発利権はつぶさなくてはならない。100万年に一度の事故確率を科学
的な数字といっていた連中。「人間は間違える」という真実を、おのれの利益のために、ごまかしているだけに過ぎないと。
 
 石川から。関西電力の支社が富山にあります。有名な黒四ダムは戦後ですが、戦前、たくさんの発電所が建設されました。たいへ
ん多くの人が亡くなったのすが、その作業を担ったのが朝鮮半島から来た人たち。「土工・トロッコで惨死」等、当時の新聞の記録
があります。なだれで飯場ごと流されて遺骨はいまだ見つかっていない、逃げ出そうとして遺骨になっている人々がいます。
 
 北陸電力は周波数が違うにもかかわらず、首都圏で販売をしたいといいます。何故か?戦前のとりきめに、「旧北陸電力は関西で
は営業しない」とあるからです。石川県にある志賀原発の建設に、関西電力が融資をしました。北陸電力管内の電力は原発なしで充
分あまっています。親分・子分の、この腐れた関係のシンボルである関電本社ビルに怒りをあげられました
 
 まさか裁判所が原発止める判断をするとは思っていなかった。つまりナメテたんですね。大津の一審の決定を見て必死になって巻
き返そうとしています。膨大な準備書面をだしています。また規制委員会は新規制基準が合理的であると関電を応援する意見書を出
しています。昨年12月26日にすべての審議は終了しています。準備書面の数では原告団が数枚多い、多ければいいというもので
はありませんが、「再稼動すれば必ず事故のリスクがある」という事実です。推進論者でリスクがないと言える人間はいません。そ
のリスクを周囲の住民に負わせる正当性は?車や飛行機もリスクはあるけど、必要性があるのでリスクをうけいれるべきだと裁判所
は考えます。しかし電力を得るために原発という手段は必要がない。いくらでも安全な方法で電力は発電できますから。一企業のも
うけのために住民が膨大なリスクを受容しなければならない理由はない。と、弁護団長の井戸さん。
 
 電力会社の統合が水面下で議論されています。持株会社傘下での、東北電力と東京電力との統合。東北電力は拒否しようと必死で
す。何故ならば、債務超過におちいっている東電の原発など欲しくはない、道ずれはゴメンだと。原発再稼動は電力会社の当事者
の問題から、政治が「絶対原発維持路線堅持」と、露骨に介入(今までも影に日向に介入してきましたが)する時代に突入していま
す。
 
 最近まで沖縄に滞在した仲間は「何故、沖縄電力は原発を造らなかったのか?2009年の中期経営計画のなかで、原発の建設が一
定書かれていましたが、それを阻止したのは、アメリカ沖縄駐留軍です。原発が事故を起こせば、沖縄の基地は未来永劫存続が不可
能との理由です。沖縄以外には原発を造る。怒りがあふれてきます。
 労働組合というと原発については、容認ではないか?あるいはもしろ推進ではないか?というのが、世間的な評価だと思います。日
本の労働組合の多くが企業内労働組合で構築されているのが一つであるかもしれません。たとえそうであっても、企業の不正には対峙
する。そうでなければ労働組合の意味はありません。環境問題、社会問題にも関わることなしに労働運動が前進することはありません。
 「すべての原発を廃炉へ」の闘いの原点は、仲間の命を守るという獲得目標・最終目標だからです。