「もんじゅ」も原発もいらない!!
   戦争いやや!  
16関西集会

             

 9月21日関係閣僚会議で配布された資料より
 今後の高速炉開発の進め方について
1.我が国は、「エネルギ−基本計画」に基づき、核燃料サイクルを推進するとともに、高速炉の研究開発に取り組むとの方針を
  堅持する。
2.一方、東京電力福島第一原発事故後の新規制基準の策定、日仏高速炉協力の開発など、我が国の高速炉開発を取り巻く環境に
  ついて、近年、大きな情勢の変化があった。
3.こうした状況変化を踏まえ、国内の高速炉開発の司令塔機能を担うものとして、新たに「高速炉開発会議(仮称)」を設置す
  る同会議は、経済産業大臣を中心に、文部科学大臣、日本原子力研究開発機構及び、高速炉開発に携わる民間事情者(電力事
  業者及び原子炉メ−カ−)の参画を得て構成する。
4.高速炉開発会議は、今後の我が国の高速炉開発方針案の検討、策定作業を行なうこととし、同方針は、本年中に原子力関係閣
  僚会議で決定することとする。
5、「もんじゅ」については、廃炉を含め抜本的な見直しを行なうこととし、その取り扱いに関する政府方針を、高速炉開発の方
   針と併せて、本年中に原子力閣僚会議で決定することとする。
 
当日の資料1 当日の資料2
「増殖も減容も無理なもんじゅ」小林圭二先生
 プルトニウムを燃料に使う唯一の稼動施設「もんじゅ」はとっくに破綻していた。高速炉用の再処理施設などないし、燃料加工
工場なども造れない。80年後半、海外からプルトニウムをため込む事に疑念をもたれ、フランスの真似をして高速増殖炉で燃や
すと隠蔽をはかったけど、核燃料サイクルは破綻しました。それから第3のサイクルとして3万年後の子孫のために放射性物質を
少なくするという、うたい文句の高速炉計画。官僚が色々な言葉を駆使し、国民をだまそうとしてきたことが上の資料で伺えます。
 小林先生、ご病気後なのに、ありがとうございました。
 
中嶌哲演さん
 15基の世界一の集中した地域に住むことをつねに問題として活動されています。計画から40年後の今年、やっと廃炉になり
そうですが、「もんじゅが、もし大事故を起こしたら列島の半分近くが居住不可能になる」という高木仁三郎さんの言葉が胸にい
つもあるとのこと。「もんじゅ」という原型炉が破綻したのに、その上の実証炉の建設までおりこんだ計画を立てようと今してい
る。軽量級の核兵器を造ってミサイルに搭載すれば、実質的に核武装できる条件がある、常陽もプルトニウムを造るための炉であ
るということを注視する必要があると述べられました。

 
 「ノ−モア原発震災」 井戸謙一さん
 志賀原発2号炉の運転を止めた裁判官にして、大津地裁で運転中の高浜3・4号炉を止めた弁護士として活躍中の井戸さんの講義
です。
   
 活断層の長さが20kmだったらマグネチュ−ド7。80kmだったらマグネチュ−ド8だとされています。東北の地震がマグ
ネチュ−ド9ですから、それに比べたら若狭で想定される地震はたいしたことない?
 大間違い!沖合300kmで「9」の地震でした。若狭は直下で起こることが予想されます。関電は問題になるFO−AとFO
 −Bが連動するのは認めていたのですが、同じ方向にある熊川断層とは連動しないといっていました。  
 今、規制委員会には島崎さんが辞めたあと、地震動の専門家がいない。事業者である関電の計算をチェックできる人材がいない。
原子力推進官庁であった原子力委員会や原子力保安院から独立させたはずの規制委員会は、順調な再稼動を優先する組織になって
しまっています。
 
 これから起こるであろう地震の規模を正確に言い当てることなどありえない。大きな地震だと地表面に痕跡が残りますが、小
さな地震だと地表を見ても分らない。福島の事故の前は原発訴訟は2勝36敗。後は4勝6敗。イチロ−の打率の上をいってます。

 
 今年3月の大津地裁判決。「国家指導での具体的で可視的な避難計画が早急に策定されることが必要であり、この避難計画をも
視野に入れた幅広い気勢基準が望まれるばかありか、それ以上に、過酷事故を経た現時点においては、そのような基準を策定すべ
き信義則上の義務が国家には発生しているといってもよいのではないだろうか」

 
 3・11後は国際基準にそって法律が改正されましたが、避難計画を審査しない規制委員会の基準は確立された国際基準ではな
く、原子力基本法、原子力規制委員会設置法に明確に違反しています。
 
 広範な市民の声と、裁判官の正義感がコラボして、原発をなくしていく道筋が見えてきました!
 
    六ヶ所村の再処理施設を稼動させると税金で19兆円の請求書がきますよと経産省の中からだした資料を掲げる服部さん
「若者の未来を奪う戦争と原発」 雨宮処凛さん    インタビュア−服部良一さん
 「若者と貧困」で有名な雨宮さんですが、2回目の海外旅行でイラクに行かれたとき、経済制裁下のサダム政権で、子どもたち
が癌や白血病が数十倍になっている、いつとくらべれば湾岸戦争の91年以降。劣化ウラン弾の影響。もちろんアメリカは現在も
否定していますが・・・。(劣化ウランは燃えるウランを抽出する段階で造られます)日本国内で使用されるウラン燃料はアメリ
カで濃縮され、残りが劣化ウラン弾にも使用されます。同じ核のゴミによる3・11後の日本の被害とつながった、と。
 
 原発は当初からイヤだなぁとは想っていたけど、黙っていた。それが原発の安全神話を傍観して、反対と言わないことは、容認
とか賛成の方にカウントされてしまうのだと3・11以後痛感されたとのこと。色々なデモありますけど、解散地点で1万5千人
集まると近くの居酒屋は朝まで満員。そこで地域をまき込む運動として商店街をくどいて「デモ割引」でデモが怖い、変だとかの
意識を変えることが広まっていきました。原発は地域を分断しないと造れませんから。脱原発で地域がうるおう。

右上の写真は、当日雨宮さんが映された昨年12月、「エキタス」賃上げデモ首都圏青年ユニオンの感動のスピ−チです。
是非ごらんください。動画


2016/10/4 堺市教委 小学校で「放射線出前授業」実施! (500ミリシ−ベルトまで大丈夫)堺支部 中止を求め堺市教委に申入!