2016 西日本春闘討論集会 
                                   2月20日(土)、21日(日)報告
 時代の転換に立ち向かい 生活と平和を守る 16春闘勝利!!

 全国各地で昨年、戦争法案に対抗する闘いがくりひろげられました。また、一昨年講演いただいた浜矩子さんが、揶揄されたアホノ
ミックス。
130兆円の年金基金のうち、50%まで株式で運用すると今の政権。まさにばくちです。
  
ここにおいてマイナス金利、暴落。でそのあげくが経済界に賃上げを要請。おこぼれを労働者へ?労働法の問題は参院選後に必ず浮上
します。格差を確定させた上での均等待遇?口だけのリップサ−ビスです。

 
                              開会挨拶 福田大阪全労協議長
組合全体の組織率低下を反映して、闘う力が下がっていることは否めません。職場で闘うことがむずかしくなっている現状を認識
し、労組が闘うことで、本当の賃上げを獲得、非正規の正規化を勝ちとっていこうではありませんか。

  
2016春闘提起 中岡全労協事務局長
昨年は非正規問題、今年は時代の転換点。安倍は憲法改正をメインにしたいと言っている。平和と民主主義が根本からひっくりか
えされる新たな戦前になろうとしているように感じます。

労組はどう闘うべきか?

 
新自由主義のなかに内包する腐敗。利益第一主義。それも目先を重視する経営スタンスの中心のなかで、ホルクスワ−ゲンの偽装、
東芝の粉飾会計があります。ブラック企業が当たり前になっています。

 
中岡さんの基調講演のあと 3つの分科会に分かれて討議継続・・・
第一分科会は賃金闘争−最低賃金闘争について
国家の先導で問題を思考する。労働者の主権をとった上での同一賃金・同一労働を安倍は云っています。ヒトラ−が公共事業で、
労働者を囲い込んだように。国家経済統制をやったおじいちゃんの岸信介のように。連合幹部が、同一賃金・同一労働はむずかし
いと言ったと大手マスコミに喧伝されました。政府がつくる官製春闘。労働組合を必要とせず、官邸を中心に、直接大手企業に賃
上げの要請。大手労組は賃上要求を低くおさえ、中小企業にまわしてくれと暗に云ったといわれていますが、闘わないのに誰が信
用するんだろう。

現場で本気にならないと!労働者が安倍を選ぶのか、労組を選ぶのかを本気で考えなければ・・・

 
第二分科会は争議交流−労働委員会の傾向と闘い方
戦争法が成立して6ヶ月がたち、3月末施行です。わたし達の闘いは、「ストライキ権」を行使して、「戦争法廃止」をもかかげ、
勢力を広げていきたい。年初以来はじまっている円高・株安。年金にめべりがでることも認めざるを得なくなっています。GDP
600兆をめざすと安倍は言いましたが官僚をもふくめて誰も信じていない。介護退職をゼロにするとも言っていますが、介護労
働者が、低賃金・過激労働で辞めていかなければならない構造を観る気はない。低賃金外国人労働者の利用や「産めよ増やせよ」
を女性活躍とする政権には、NOを突きつけなくては・・・
 
 
生活できる賃金とディ−セントワ−クの実現
どこでも誰でも「つき20万円以上、時給1500円以上の最低賃金保障を」を全労協はかかげていますが、時給1500円でも
年収270万円にとどかない。日本の最低賃金はOECD(欧米を中心とした日米も加えた国際機関)のなかでもアメリカに次い
で低い。時間外労働は1日2時間、月20時間、年150時間の法規制を実現してワークライフバランスを実現していこうと訴え
ています。(大企業のほとんどが月100時間の時間外労働を認める36協定を結んでいます)

  
労働法制改悪(労働時間制度の破壊、解雇自由)との闘い
昨年、残念ながら派遣法の改悪が進められたわけですが、労働契約法、5年で無期雇用への転換が可能になる条項はまだあります。
違法な派遣に関してはみなし雇用制度が採用されるという条項もあります。使いにくくはなってますが、まだ残っています。今人
手不足ということもあり、非正規の人を正規にという流れもありますが、限定性社員という職種、地域で雇い、職種・地域がなく
なれば解雇できるものです。

  
第三分科会は非正規の闘い−労働契約法訴訟の闘いの報告
労働法制の問題ですが、残業代ゼロや過労死法案だと騒がれるのを嫌って参院選後に先延ばしは決まっていますが、8時間労働制
の破棄は根幹をくずされることに直行します。今こそ廃案に向けた闘いが必要になります。5月はじめには労働者弁護団が日比谷
で集会をもちますし、全労協としてもキャラバンを計画しています。
  

  
最低賃金の問題について、「チラシ」を作成し相談の呼びかけをいたします。

おでんを売っている全国のコンビニで、同じようにおでんを取り上げている労働者の賃金が何故違うのか?いろんな角度から議論
を深めていきたいと考えています。
もちろんスロ−ガンだけで闘えるものではありません。非正規問題に逃げずに立ち向かいたい。
地域で支えあい交流をし、学習しながら闘いを強化していきたい。
長時間労働の是正、また労働安全委員会への参加を共有してい
きたい。
        課題が多いのですが、全力で闘っていきたい。         

  
交流会です。みんな議論す〜き

  
  
  
翌日、21日(土)です。前日の分科会の報告から始まりました。
                                        争議団のアピ−ルがつづきます。  
講演
「これからの労働組合を担う」全労協青年委員会代表 渡辺学さん

 2000年ごろ、大学ではサ−クル等、学生自治はつぶされていた。それで経験がなく、権利を主張したり、自活権を求めるよう
なことはなかった。これらからどうなっていくんだろう?社会が分断されて、壊れていく不安があった。
新自由主義と闘うための議
論が必要だと感じています。
組合を必要としている人が大勢います。彼らを前にだして「男性だけ」「健常者だけ」でなく闘ってい
く必要性を感じます。

  
 私の場合、80名の職員中、16名で結成。4名が常勤職員福祉の職場に組合はなじまないと云われています。組合結成後、通
常1時間のミ−ティングが3時間および、つるし上げがありました。離職率が高く、3年以内に半数が辞めていきます。団交10回
ほどでやっと年休を認めさせた。女性も多く、夜間一名での勤務を2名へ!が団交議題でした。週に3日、4日の夜勤を非常勤にさ
せていて、組織化が課題です。大阪ケ−スワ−カ−ユニオン等、横のつながり、連帯を広げていきたいと思います。
また、個人情報
だから、これ以上話してはいけない、接してはいけないという雰囲気があり、一時は職員どうしの呑み会も禁止でした。生きづらさ
を感じる仲間をどうつなげていくかが課題だと。
  
偶然にも、韓国旅行で「アルバイト労組」の結成大会に参加。韓国は日本より格差がひどい。「これまで10年かかった。80年代
から数えたら30年経ったということになります。」と40代労働者が発言された。僕らも同じように10年、20年、30年かけ
る覚悟で取り組んでいきたい。「金がない、ひまがない、どうしたら組織化ができるんだろう?」「苦しい人に友達がいない。仲間
づくりをどうしたらいいのか?」
組合も色んな場にでていくことが大事、ツイッタ−、SNS等で空間を広げ、親戚、身内から始まって色んな場所づくりから範囲を
広げていきたい。使えるものは何でも使うことが大事だと思っています。

質疑応答・・・の一部
Q これまで先輩のつくりあげてきた運動について「最近の若者は・・」と古代エジプトの石にもきざまれていた言葉と同じように、
  世代間で切ることはどう想うのでしょうか。

A 色んな検証をしたい。「かわいそう」「かわいい」が昨今のチラシ。昔は銀行ぽいチラシが強かったような気がします。
 「ヘルプセンタ−」だけではなく、連帯の力のイメ−ジを造ることが大事かも。男性で年齢高い人たちだけではなく、意識的に社会
  のバランス(女性・非正規)を入れていかなくてはと想う。

Q ハイ、そのとおりだと想います。ありがとうございました。

討論集会終了後 梅田ヨドバシカメラ前でおこなわれた
   戦争法廃止!関西大行動

        辺野古新基地建設反対!行動 のさわりです

  
 安倍政権は、平和を求める民意と民主主義を踏みにじり、憲法違反の戦争法を強行可決し、沖縄辺野古で巨大な軍事基地の建設を
強行しています。こうした動きをとめなければ、日本は他国の人々を殺し私たちも殺され、戦争する国になってしまいます。
  
 こうした戦争の動きに対し、市民・労働者の手で安倍政権によって壊された民主主義と立憲主義を再生し、平和のうねりを巻き起
こしましょう! 沖縄の基地をつくらせない闘いを本土でしっかり支え連帯をひろげましょう!
  
 市民・労働者のみなさん、共に、戦争法を廃止し、辺野古新基地建設に反対しましょう! 
そして、戦争も基地もない世界を実現しましょう!