高浜原発 NO!再稼働
       −放射能から子どもを守るために−

                                       於 大阪市中央公会堂 大ホ−ル           

午前中は映画「日本と原発」の上映。全国各地で公開中です。ホ−ムペ−ジです、ご確認ください。 
午後の部                   
講演 小林圭二先生(元京都大学原子炉実験所講師)  「高浜原発の問題点」加圧水型の方が危険、再稼働はとんでもない        

 
規制委員会の「新基準」は対象を福島第一と同型の沸騰水型原発をモデルとして創られています。核燃料をから直接水を沸騰させ、
蒸気を直接タ−ビンにあて発電します。一方、関西の原発はすべて加圧水型です。熱せられた水は蒸発を抑え、(ピンクの部分)
熱を二次冷却水(水色の部分)に譲ります。シビアアクシデント(過酷事故)の場合、液体と水蒸気がどう反応するのか判りません。
スリ−マイル島事故も同型の原子炉でしたが、ECCS(水を一気に投入する装置)を切っていました。

 
下の図は実際のフィルタ−付ベント装置ですが、欧米に比べてとてもシンプル。また、許可時に義務化されていません。 

福島でなんとか最悪の事態を避けられたのは「免震重要棟」ですが、5年の設置猶予がとられています。                  小林先生のレジメです      

講演 飯田哲也先生(環境エネルギ−政策研究所講師)  「終わりゆく原発の時代」地域からのエネルギ−大変の時代へ         

 
いわゆる「日本をとりもどす」は「安政の大獄」のように「安倍の大獄」。民主党時代に原子力立国構想が、3.11で転換する
かに思えましたが、時代への逆行。空調と照明を省エネと節電に変えることによって原発は無用の長物となっていることは世界の
趨勢です。     

 
現在、風力は原発と同じ発電量、太陽光はあと3年で原発と同じ発電量を超えます(ただし世界は)自然エネルギ−導入で経済力
が伸びているのが世界の趨勢です。1998年が原発のピ−ク。マラソンで言えば30kmで脱落、棄権寸前が原発産業。         

 
今、ドイツのメガソ−ラは1kw、12円のコストで利益がでています。無数の自然エネルギ−が、ガリバ−たる原発という巨人
を倒そうとしています。原発推進という悪党の最後の逃げ場が「愛国心」。電力会社の最後の逃げ場が「送電線」。
使える送電線を「ないもの」として再稼働しかない、と官僚と電力会社の最後のあがきがつづいています。                

 
 

アルバ演奏 丸田恵都子さん。すてきな音色です。カメラが室内の撮影に対応してません。満員でした。       

 

講演 孫崎享さん(元イラン大使)  「原子力政策と日米関係」3.11後もなぜ日本は原発をやめないのか 

 
「3.11以降に、原発の必要性を説く中に、安全保障のために原発が必要と言い出したが、これはあり得ないし嘘だ」と言い切りま
した。「原発は続けるべきではない」と言う事を、裁判の結果や、日米関係と関連づけて説明されました。                

 
注目される事がなかったメンケル首相来日時の発言ですが、「私は核の平和利用に賛成してきました。・・・私の考えを変えたのは
福島の事故です。日本ほどの技術力を持った国、そんな国でもリスクがあり、事故は起こり得る」たぶん、このメッセ−ジは全世界
に広がるべき、なにより日本国民が知るべきと。重要なことが知らされていません。                          

 

会場の中之島公会堂はレトロな会場です。改修されたので趣は残っていますが、トイレなどがとても綺麗になっていました。
淀屋橋から御堂筋を南下。難波の元町公園まで、シュプレヒコ−ルを絶やさず、原発いらん!を訴えました。       

    
途中、ヘイトスピ−チの皆さんとカウンタ−の皆さんと遭遇。