原発 関西アクション 関西アクション
   −とめよう!高浜原発再稼働−

                                     3月 8日扇町公園集会 パレ−ド

『あとからくる者のために』     坂村真民

あとからくる者のために   苦労をするのだ  我慢をするのだ 田を耕し 種を用意しておくのだ

あとからくる者のために  しんみんよお前は  詩を書いておくのだ  あとからくる者のために  
山を川を海を きれいにしておくのだ

あああとからくる者のために  みなそれぞれの力を傾けるのだ

あとからあとから続いてくる  あの可愛い者たちのために 未来を受け継ぐ者たちのために
みな夫々自分で出来る何かをしてゆくのだ




 高濃度の汚染水は毎日海に流れ、甲状腺ガンとその疑いのある子どもは104人にも。
今なお数百万人の人びとが汚染地に暮らし、15万人以上の人が非難を強いられています。
地震の激動期に入った日本で、これまで11電力会社が14原発21基の審査を申請済みです。自然の驚異は人知をはるかに超え
ています。若狭をはじめ、すべての原発をなくすために、今、再稼働NO!の大きな声をあげていきましょう。

 
「100ミリシーベルト以下の低い放射線量と病気との関係について明確な証拠はない」という考え方が日本でくり返されています。
あるいは、「低線量被曝は未解明で、よくわからない」という言葉を専門家から聞きます。しかし、半世紀も前の1956年に、アリ
ス・スチュワート博士(オックスフォード大学社会予防医学部長)が低線量被ばくと病気との関係を示す科学的根拠を明らかにし
た歴史が忘れさられています。 

 
 当時、イギリスでは児童の白血病が戦前に較べ50%も増えていました。アリスは疫学調査により妊娠中の女性への腹部レントゲン
検査が原因とつきとめたのです。これが明確な証拠であることは確実です。なぜなら、いま、妊娠中の女性の腹部にレントゲン検査
をする医師やレントゲン技師はまずいません。
今また、「今だけ、金だけ、自分だけ」のやつらには何を言っても「見解の相違」ですまされています。ICRPなどの国際的
御用機関にだまされず、科学的な根拠を示させることが必要となっていきます。  

 
「真の文明ハ山を荒さず、川を荒さず、村を破らず、人を殺さゞるべし。」
足尾銅山の繁栄は、渡良瀬川流域を死の川とし、村の自治を破壊し、鉱毒により田畑を荒らし、人の命をも奪った。これが本当の
文明であろうかと田中正造は問うた。私たちは同じ構図を福島で目の当たりにしています。
 
福島では、年間20msvの被ばくの強要がどんどん進められていますが、あくまで外部被ばくの量です。チエルノブイリでは
5msv以上の地域は強制移住にしましました。ところが外部被ばくは3msvです。内部被ばくが限度3msv。
もし、当時のソビエトの基準を適応すれば、福島や郡山は非難しなくてはいけない基準となります。
例えて言えば、寒い時にマキ等で暖をとる(これが外部被ばく)燃えてるスミを口の中ににいれる(これが内部ひばく)。どちら
が危険でしょう。
 
 高浜町議会は「原子力の平和利用」をつうじて社会貢献を続けてきた町民の心を重く受けとめ、一日も早い再稼働を!と急いで
います。地元の反対陳情は不採択となりました。反対の市民が、高浜町3600戸。おおい町2500戸、全戸にアンケ−トを実
施しました。

 
返ってきた返事のなかに
「たとえ核の事故が起きなくても、核のゴミはどうするのでしょうか、将来の世代は私たち原発を創った世代をどう想うのでしょ
うか、大事なものはお金では買えません、嫌なこと、都合が悪いことは見ずに流すのではなく、自分のこととして福島の事故を
観なくてはなりません。若狭だけは大丈夫、避難生活は人ごと、自分達は大丈夫と思っている人が多いのでないでしょうか。とて
も心配です。」
「原子力発電はリスクが大きすぎる。お金のためだけにリスクを抱えることは、とても愚かなことだと思う」

 
 火力発電所のように大都市圏の海岸部に設置できず、過疎地に原発は立地せざるを得ませんでした。安全神話は福島事故によって
崩壊したのではなく、一基目の原発を若狭や福島に押し付けた時点で自らを否定していたのではないでしょうか。
 
5重の壁の必要性も、地元にバラまかれた巨額の交付金の意味。それに幻惑された地元の方々も、みずからの子孫に対する倫理的
な責任は免れませんが、決して大都市ではなく、過疎地に押しつけてきた事と無縁ではありません。
若狭の15基の反対運動は、地元の若い母親たちを含めて歴然と存在していました。大の虫に小の虫は食われても、仕方がないと
いう差別の構造を温存したまま、再稼働をウンヌンすることに、一寸の虫にも五分の魂をもつ私たちは、もはや耐えられません。
これこそ、再稼働に反対する第一の理由です。

 
使用済核燃料に含まれる「死の灰」は、数千世代におよぶ未来世代に負担を強いること、その解決すらできない技術的無能力を
さらしています。すでに40年稼働してきた若狭の原発は、広島原発の40万発分。の死の灰を累積しています。高浜原発3。4
号機を1年間稼働させただけで広島原発2000発分の死の灰が新たに生成、累積させます。この一点に関わる倫理的責任だけで
も、もはや再稼働は許されません。

 
福島で立証された天災と複合した大事故時には、広範で長期にわたる深刻な惨禍を招かざるを得ないこと。
電力の消費圏である関西広域圏のわたしたちも、大地動乱に入りつつある地震列島で、第二の福島のとなり、被害住民となり得る
ことを、福井地裁の判決は明示しています。もはや万が一の過酷事故は許されないのであり、したがって再稼働も許されません。

 

 

 

 

 

主催者発表で3500名の参加、3コ−スに別れてデモ出発。 

 

高浜原発再稼働やめろ! 再稼働を認めないぞ! 関電は再稼働をやめろ! 東電は原子力から撤退せよ! 

 

かつて広島、長崎の原発投下によって敗戦を認めた愚を、福島のそして第二の福島として繰り返してはなりません。
高浜・おおいの再稼働をストップを実現できる仮処分の決定をもとめ支援しましょう。法的な強制があります。
20万筆を超えた福井県知事に対する「再稼働反対」の署名を、市民の中に広げ、関電や大阪府を包囲しつつ、福井県知事に再稼
働断念を迫りましょう。
若狭の原発依存や雇用の転換をはじめ、若狭と関西が、真に共存、共生できる、廃炉から原発ゼロ社会へむけて短期、中期、長期
のビジョンと具体策を全力傾けて協働しましよう。