あなたとあなたの大切な人を守るために
「過労死等防止啓発月間シンポジウム」報告
                             11月20日 エルおおさか南館5階ホ−ル
                            主催:過労死防止大阪センタ−(準備会)
                             後援:大阪労働局 大阪府
        

  今年6月20日に参院本会議において「過労死等防止対策推進法」全会一致で可決・成立しました。このシンポは同法が11月1日
 から施行され、11月が最初の「過労死等防止啓発月間」となるなかで行われました。
 大阪労働局と大阪府の後援を得ての催しです。また、連合大阪・大阪労連・大阪全労協の3団体も席を同じくして挨拶を行いました。  

  
 開始早々ですが、熱気満々。部屋中長い道のりのなか、たどりついた、いえ勝ち取った法律です。
  
   森岡過労死防止全国センタ−代表幹事の開会挨拶
 国と地方が手を結び、国と民間が提携して新しい知見を大阪で開くことができ、ストップ!過労死の取り組みを大きく広げていこう
 と挨拶されました。      ストップ!過労死HP

  
      大阪労働局 高井さんの挨拶                 連合大阪 井尻さんの挨拶
 過労死の実態が把握できてない現状・・・ 国は喫緊の課題として若者の働き方の問題、労働者を道具として扱う事業所、外国人
 労働者の使い捨て・・・を許してはならない。来年再び上程されるであろう労働者派遣法は阻止しなくてはならない。当然ではあ
 るが、労働時間規制は命と健康を守るもの、労使の合意があろうとゆるめることは許されない。
  
      大阪労連 鈴木事務局次長の挨拶               大阪全労協 山ア議長の挨拶
 時間外労働の賃金は払わなくてよいという、労基法37条の適応除外規定を強いられる教員の、退職者総数の10%以上が死亡
 退職という実態、東京都の事例ですが。この法律にもとづいて未組織の労働者とともに「労組」は闘わなくてはならない。
  
 松丸弁護士による「大阪における過労死防止運動の30年」と題しての基調講演
 81年に遺族のかけ込み寺として「急性死等労災認定連絡会」として発足。はじめは発症前1週間の労働時間の過多が認定基準だ
 たけど、労働現場共通の問題として認識しなくてはならないと考えられた。炭鉱現場のカナリアのように。
 運動をつづける中、最高裁が長時間労働は企業に100%の責任があるという判決。36協定の情報公開訴訟判決。過労死企業名
 情報公開判決など、長い、長い闘いのなかで勝ち取った法律であるとご説明いただきました。
  
  平岡 チエ子さんは長い時間がかかったが、と挨拶された。         小池 江利さんの訴え           

  
       五十嵐 環さんの訴え                    富原 美恵さんの訴え
  
       安井 敏一さんの訴え                    寺西 笑子さんの訴え  

  
 岩崎弁護士による「過労死防止法の内容と意義」についての基調報告
 会社のために頑張りたい。誠実に仕事をやりとげたい。働く者の想いは同じです。他人ごとではなく、自分も過労死を迎えるかも
 しれないと、国民も広く知らなければと訴えられました。
 
 司会のお二人お疲れさまでした。              集会決議 を読み上げる定永さん 
  
 閉会挨拶は 林弁護士                    参加者は141名と報告がありました。
 法律は成立しましたが、運営するのは人です。わたし達です。過労死などあってはならない。労働者として声を挙げていきましょう。