LALは165名を職場にもどせ! 年末情宣活動(28日〜31日)報告

日本航空は、2010年12月31日、パイロット81名、客室乗務員84名の165名を解雇しました。しかし、解雇後、新たに1580名の客室乗務員を採用し、パイロット訓練生の訓練も再開しました。どうして165名を解雇しなければならなかったのでしょうか。

 【日本航空が破たんした本当の理由】

日本航空は2010年1月19日に「破たん」したとされています。リゾ−ト開発などの事業や投資に手を出し失敗、アメリカからの貿易圧力で1機200億円もするジャンボ機も購入したりと放漫経営の結果の赤字が理由です。しかし、経営者は失敗の責任をとらず、経営権のない労働者に押し付けて、165名を解雇したのです。

 【この解雇でJALは「安全より利益優先」の航路を走りだしました】

解雇されたのは、☆機長55歳以上、☆副操縦士48歳以上、☆客室乗務員53歳以上、☆一定日以上の病欠者、☆病気休職した者、でした。しかし、経験豊かな乗務員は安全・安心の空の旅には欠かせません。また航空法では、安全第一のために、体調に不安を感じたら乗務はさせていません。これを解雇理由にすれば、空の安全は守れません。なにより、解雇された多くは労働組合役員をはじめ、安全運航のために会社にものを言う人たちでした。この解雇は労働組合の弱体化を狙ったものだと言えます。

  

今、稲盛社長を始めとする経営者は、安全より儲けといってはばからないのです。安全のことを言う前に京セラのように1兆円の内
部留保をつくれ、このように社内向け安全教育ビデオのなかで語っています。

  
 JALは今、契約制しかありません。1944年以降一人も正社員を雇っていません。1年ごとの契約更新、3年後にはよほどのことがないか
ぎり正社員になれると言われていますが、そんなことはありませせん。
1年ごとの契約におびえ言いたい事も云えず、休みたい時も休め
ず意見を言うと上司からパワハラを承ける、時給は千円になってしまいました。彼女達の悩みは教えてくれる先輩がいなくなってしまっ
たといいうこと。


 

「お早うございます。本日もJALをご利用いただきましてありがとうございます。」神瀬さんの挨拶はいつもお客さまへの感謝で始ま
ります。彼女は訴えます。「客室乗務員の仕事はお客様の命を守ることです。自分の担当のお客様を何があっても助けなくてはならな
いのです。緊急着陸をしたときには重いドアを一人で開けなければなりません。そのためには体調は万全でなければいけません。耳も
よく聞こえなければならないので風邪を引いても乗務してはいけません。そのように教育されてきました。」
V字回復をすると息巻いていますが、どのようにしたら二次破綻をすまさないのか分析していません。JALは破綻の原因を労働者に押し
付けました。
 

昨年11月には、ILOから日本政府に対して見解(2次勧告)も出されました。今年も不当解雇を撤回させ現職復帰に向けて
力いっぱい闘う決意です。


 
                              JALの不当解雇撤回まで剃髪を続けると宣言、友延青年部長。
                              近写は当面遠慮します。